政治 -politics-

日本は中央集権化によって一定の成功を治めたが、今はどうなのだろうか。(問題提起)

今日はタイトルの通りの話です。

日本は明治維新を経て中央集権化し、イギリス、フランス、アメリカ、ロシアなどの列強諸国に仲間入りを果たしました。

明治維新によって作りあげられた天皇中心の中央集権体制は、19世紀後半から20世紀前半までの激動の時代を生き抜く為に不可欠であった事は歴史が証明しています。

例えば、この時期に中央集権化に失敗した国の多くは滅亡や衰退の一途を辿っています。

まず、世界有数の名門貴族ハプスブルク家の帝国として名高いオーストリアは、支配していた少数民族の中の一つであるハンガリーと、1867年にアウスグライヒ(妥協)を結びました。

これによってオーストリアは、オーストリア=ハンガリー二重帝国となり、ハンガリーにある程度の自治を許してしまいました。

そして、その流れに乗ろうと、チェコ人などの少数民族もハプスブルク家に対して自治を求める運動を展開していきます。

その為国内は混乱し、時の皇帝フランツ=ヨーゼフは、自身に権力を集中させる中央集権体制を築く事が出来なくなりました。

結局はそのまま国内がバラバラになり、ハプスブルクの帝国は第一次世界大戦で消滅してしまっているのです。

また、オスマン帝国も同様に、地方の豪族である在郷騎士(スィパーヒー)の権力が強まり、スルタンに権力が一極集中した中央集権体制の構築に失敗しました。

それによって国内は混乱し、第1次世界大戦後には崩壊する事となりました。

こういった世界情勢で見事に明治維新を遂げて中央集権体制を確立し、近代化を達成した日本は間違いなく、この時代の中心となる国家の一員でした。

しかし時は21世紀になり、世界の国々は刻一刻と変貌を遂げ進化しています。

では日本を見てみるとどうでしょうか。
地方分権はあまりにも進んでおらず、中央政府があまりにも巨大すぎます。

100年以上前に作り上げた中央集権体制を未だに引きずり、不十分で時代にそぐわない憲法の下我々は日々暮らしているのです。

ではどうすれば我々の生活が向上し、豊かになるのでしょうか、あるいはこの日本という国が沈没せずに済むのでしょうか。

国が成長せず、安定していないのは安倍政権だけの責任なのでしょうか。

そもそもの根本的な政治体制を見直すべき時ではないのでしょうか。

世界と日本を比べた時に何が日本は遅れているのか、足りないのか。

この新型コロナウイルスを契機に、様々な面で日本という国が変化していけばいいなと思います。



日本は中央集権化によって一定の成功を治めたが、今はどうなのだろうか。(問題提起)” への1件のフィードバック

  1. 明治維新の中央集権化とは形式上は天皇陛下を元首としているが実際は軍人が主権を持ち運営する国だったでしょう。そして陸・海軍の対立から結局アメリカの植民地となりました。ここで米国がやっちまったのは原爆ですね。その反省から極端な理想主義的憲法で反省の意を表した。個人の権利が極めて強固に保障され結果として国力は削がれています。でも自分のようなライフスタイルの人間には暮らしやすくていいですね。国に不満がある部分は役所に掛け合って変えさせる。言うことを聞かないなら制度の隙きを付いて自分にとって有利な形に持っていく。もともと中央で集権してた軍部の統治権が消えたあとに残ったのは官庁において何のための仕事かわからず日々業務にいそしむ官僚。電話して頼めばいろいろ協力してくれます。究極の民主主義国家です。

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