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(サムネ画像引用元:https://agsum.jp/ja/2019/speakers/rec63KKg5YhaYGGMb/profile/)
現職の小池百合子東京都知事が圧倒的有利と言われている東京都知事選挙に、熊本県副知事の小野泰輔氏(46歳)が日本維新の会の推薦で立候補する意向を示しました。
しかし、「小野さんて初めて見たけど、どんな人なの?」と思われる方も多いと思います。
なので、以下、小野泰輔氏のプロフィールや政策をまとめていきたいと思います!
小野泰輔氏のプロフィール
小野氏は1974年、東京の目黒区に生まれました。
高校は名門の海城高校、大学は東京大学法学部に進学します。
高校時代は、日本維新の会所属参議院議員の柳ケ瀬裕文氏(東京維新の会代表)と同級生だったそうです。
同じく日本維新の会所属参議院議員の音喜多駿氏も海城高校出身ですし、海城高校のつながり凄いですね…!
そして、東大法学部では、当時教授だった蒲島郁夫氏のゼミ生となります。
政治学のゼミだそうで、学生時代から政治には関心を持っていたようです。
卒業後、外資系コンサルタントファームのアクセンチュアや衆院議員秘書を経て、2008年に蒲島氏が熊本県知事選に立候補した際には応援に入り、蒲島氏の当選後は熊本県の政策調整参与に就任しました。
そして、2012年には全国最年少の38歳で熊本県副知事となり、二期務めます。
副知事としての担当分野は健康福祉や商工観光、農林水産だそうです。
くまモン知事 東大教授から熊本県知事に転身した蒲島郁夫の決断力
都知事選挙への出馬理由と政策
東京都知事選挙に出馬を表明した理由として、「小池都政の4年間の業績の評価や、コロナ禍で変容した東京の在り方について議論していく必要がある一方で、各政党が候補者を立てられず、まともな論戦が行われそうに無い状況に問題意識を持った為」という事を挙げられています。
また、東京都知事選挙に向けては、維新と下記の政策協定を結んでいます。
①科学的なエビデンスに基づく、経済活動を重要視したコロナ対応戦略の策定
②民営化とIR誘致等、活力を引き出す都市成長戦略
③財政危機を乗り越えるための、徹底した都庁改革・統治機構改革
④同性パートナーシップ条例の導入・教育支援で、多様性を促進
⑤五輪・パラリンピック東京大会は、2024年を視野に延期開催
コロナ対策でも、発令条件が不透明な「東京アラート」や、わかりにくいロードマップは見直しを行い、ピンポイントで効果の出る対策を実施することで、経済的損失を最小限にするなど、小野氏の副知事としての経験、そして維新の大阪での実績を存分に東京でも発揮していこうという意気込みが感じられます。
IRに関しても情報公開を徹底し、プロセスを明確にしたうえで東京の成長戦略として打ち出していくようです。
また、維新らしく、知事報酬・期末手当・退職金は5割カットするという「身を切る改革」を実行し、都庁のスリム化・デジタル化、外郭団体の整理も断行していく事を述べています。
更には、大阪で行われている「学校外教育バウチャー」の導入、都立大学無償化も行い、同性パートナーシップ条例の制定も目指すとのことです。
表現の自由を守り、コミケなどの大規模イベントの支援も明言しています。
政治スタイルとしては、現場第一主義・議論重視タイプのようです。
現場まで出向いて生の声を伺い、意見が異なっていても議論して、より良い物を作り上げていく、という意思も示しています。
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個人的にはどれも非常に共感の持てる政策ばかりです。
特に、同性パートナーシップ条例、表現の自由関連の政策などは、関東での維新のマッチョなイメージを変えるきっかけとなるのではないでしょうか。
東京では、参議院議員の音喜多駿さんに続いて、都議補選に挑戦予定の佐藤ことさんなど、今までのイメージを変えてくれるような予定候補者が次々と出てきています。
この都知事選挙での小野さんの政策と併せて、東京での維新のイメージがアップデートされる可能性大です。
東京都知事選挙、厳しい戦いにはなりそうですが、大阪の吉村旋風と相まって、無風状態の都知事選挙で何か波乱を起こしてくれるのでは・・・という期待しちゃいますよね?
小野泰輔さんを皆で応援しましょう!
PROFILE

- ブロガー大学生/バーテンダー
- 1999年生まれ、川崎市出身の大学生。明治大学文学部在学。趣味は歴史研究、読書、旅行。若者の政治参加推進を掲げて幅広く活動しながら、参議院議員の音喜多駿に憧れて政治について勉強中。2019年10月7日よりブログ毎日更新中。2020年10月より赤羽でBARをスタート。