2020年3月14日、東京を中心に活動している地域政党「あたらしい党」の代表選挙が開催されました。
立候補したのは、東大卒の元アイドルで、現在渋谷区議会議員の橋本ゆきさんと、あたらしい党前代表で参議院議員(日本維新の会/東京都選出)の音喜多駿さんです。
代表選挙の争点
争点は、ずばり日本維新の会との連携をどうするか…?!
政局重視のパワー勝負の政治になってしまう事や、協力することで生まれる他政党とのしがらみに問題提起をした橋本さんと、自身も二重党籍を持っており、選挙に勝つためには、しがらみになろうとも維新との協力も辞さないという音喜多さん。
あくまで「あたらしい党独自路線」で党の理念を追求する橋本さんと、政策を実行するために「選挙に勝ちたい」音喜多さんの、とても選び難い戦いだったと思います。
ブログ更新:あたらしい党代表選、決着。新代表に選出されました https://t.co/uO5vtPtxSL
多様な考えを「政党」としてまとめていくことは一筋縄ではいきませんが、頼もしいメンバーたちとともに、さらに「あたらしい党」を力強く成長させていきたいと思います。 pic.twitter.com/gHwuMNE42g
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) March 15, 2020
選挙結果
党員による投票の結果、43対22で前代表の「音喜多駿」さんが新代表に選ばれました!!
票数では音喜多さんの方が勝るものの、今回の選挙戦自体は皆が言う通り接戦だったと思います。
個人的には当初、橋本ゆきさんを応援しており「20代の女性が政党の代表やるって本当に新しいなあ」と思っていました。
しかし、やはり現実的に選挙に勝つ事を考えて、「音喜多さんの方がいいのかな・・・」と自分の心も揺れ動いていました。
まあ、僕はそもそも党員ではないので投票権がないし、どんな結果になっても不満はなかったので二人とも応援していましたが・・・。
とりあえず、音喜多「新」代表となったからには、心機一転、さらに新しい「あたらしい党 2.0」を見せてもらえるのではないかと思います!
総括
代表選という大きな決断に至った橋本さんは本当に頭もよくて素晴らしい人ですし、主義主張がどんなに理想論だといわれようが、それを実現していくんだと「行動」に移し、「実行」していく姿勢で示したのは本当に尊敬します。普通の人は口だけでなかなか出来ません。
音喜多さんも、「東大卒元アイドル現役渋谷区議会議員」というかなりのインパクトを持つ相手に、最後は完全勝利を収めたというそのタフさ、政治家としての強さは尊敬です。
言いたいことを素直に言える、意見が違えば選挙ができる、という「あたらしい党」の環境は本当に大事だなと改めて感じた代表選挙でした。
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