福岡市が国に先立って行政手続きにおける「ハンコ」を廃止してから、半年近くが経過しましたが、遂に川崎市でも全国的なハンコレス化の流れを受けてハンコ廃止の方向性が示されました。
川崎市のハンコ廃止の中身は主に以下のようになっているようです。
- 犬の登録申請書
- 妊娠届け
- 道路占用許可
- 入院申込書
- 学校施設使用許可申請書
- ふれあいネット登録
- 更新申請書
全体としては3,928件の申請書などということで、4月1日から廃止されると言います。
また、580件の申請については引き続きハンコが必要であるということのようです。
全国の自治体では徐々にハンコレス化が進んでおりますが、やはり半年前にそれを決断出来た福岡市の高島市長はさすがだなと感じます。
コロナ禍においてハンコ不要論が世論形成された為に進んだのがこの全国的なハンコレス化の流れだと思いますので、重冨市議の仰る通りで、全国の自治体が一斉にこの議論を始めている訳です。
つまり、自治体のスピード感が諸に表れているのがこのハンコレス化だと思います。
川崎市は福田市政の下で「可もなく不可もない政治」を行っている印象です。
松沢派でもあり、政治的には非常に近い立場にある福田市長ですが、個人的にはもっと川崎市の政治をオープンにスピーディーにそして面白くして欲しいと思います。
ひとまず、このハンコレス化が進んだのは良しとして、残りの580件の手続きの中でもどんどんハンコレス化出来るものは問題提起してハンコを廃止してもらいたいですね。
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