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コロナ禍における「議員報酬削減の陳情」が、半年以上も議論されない川崎市議会の怠慢

令和2年の4月、高津区在住の方から、川崎市議会に対してこんな陳情が出ていたのはご存じでしょうか。

陳情第51号 川崎市議会議員の報酬及び賞与について、時限的に減額をしてコロナウイルスにより社会的影響を受けた市民への支援に充てることに関する陳情

陳 情 の 要 旨
川崎市議会議員の報酬及び賞与について時限的に減額をして、コロナウイルスにより社会的影響を受けた市民への支援に充てること。

引用元:陳情第51号 川崎市議会議員の報酬及び賞与について、時限的に減額をしてコロナウイルスにより社会的影響を受けた市民への支援に充てることに関する陳情

真っ当な陳情であり、多くの市民が賛同する内容だと思います。

そして、陳情の理由には以下のような事も述べられていました。

本市の平均所得407万円(2019年度(令和元年度))の人たちの多くが、大幅に所得が減額される事態になり、川崎市議会議員が年間報酬額である約1,400万円を全額受け取ることに、疑問を感じる市民は多くいるはずです。そこで、市議会議員60人の報酬及び賞与を時限的に減額して、その分をコロナウイルスの影響を受けた方々への保障や支援に充てることができれば、少しでも希望を見いだせる市民もいるのではないでしょうか。

(太字筆者加筆)

引用元:陳情第51号 川崎市議会議員の報酬及び賞与について、時限的に減額をしてコロナウイルスにより社会的影響を受けた市民への支援に充てることに関する陳情

しかし、この陳情は提出から半年以上が経過しているのにも関わらず、川崎市議会では未だに議論すらされていないという現状があるのです。

総務委員会で審査されているとはいうものの、審査の経過等も何も公表されておらず、実質的には議論されていない状態だと言えます。

参考:陳情受理一覧 受理番号051~060

たいき

ちなみにこの陳情を提出した金屋さんは、僕と同じ高校の出身であり、面識もあります。政策研究に熱心な方と言う印象です。

川崎市議会は民意をくみ取れていない?

そもそも、この陳情以前の問題として、いかなる事態においても報酬が安定している政治家が、市民と痛みを分かち合い、そして少しでも市民の支援をしようとすることは、市民と政治家の関係において非常に重要なことです。

そして、政治家、行政、市民、企業などが共に自治体運営をしていく協治(ガバナンス)の観点から、政治家が自ら、辛い状況にある市民に寄り添う必要性を感じます。

また、政治家が常に市民とコミュニケーションを取り合っていれば、自然とそうした発想になるのではないでしょうか。

何故なら、報酬削減への賛否はあれど、市民から多少なりとも「市民が辛いときに、政治家は大した仕事もしてないクセに高額の収入を得ているのはどうなんだ」というお声を聞くことがあるからです。

僕は政治家ではないですが、実際に地元の川崎市民のそういったお声は何回も聞いていますし、何よりもまず、半年以上前に上記で紹介した陳情まで提出されています。

しかし、その陳情をないがしろにして、議論すらせずに引き伸ばすという議会の怠慢はどういうことなのでしょうか。

この現状は、そもそも政治家が川崎市民の民意を十分にくみ取れていない状態であるとも受け取れます。

議論せずに、寝ていれば年収1400万円貰える川崎市議会

特にこれは、新型コロナウイルスに係る陳情なので、急迫したものであることは間違いありません。

そんな中で、多くの市民が市政に関心が無く、議会を監視していない現状を良いことに、自らに不都合な議論を避けるということは、政治家としてあってはならない事態だと思います。

しかも、当の政治家たちは議会で寝ていたり、昨年から支給されたタブレットを用いて関係の無いサイトを閲覧していたりと、好き放題の現状です。

これで年収約1400万円も頂けるなんて、本当にあり得ないと思います。

もちろん、しっかりと身を粉にして市民の為に働いている政治家であれば、市民も「頑張ってくれているんだから、報酬削減なんてしなくて良いよ」となるかもしれませんが、今の市議会を見る限りでは到底報酬に見合った仕事をしているとは思えません。

なんなら、地元で良くない噂を聞く政治家もいるくらい・・・。

この議会の実態を見せつけられて、自らに不都合な陳情は半年以上も議論すらしないという議会のあり方に、甚だ疑問と不信感は募るばかりです。




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TAIKI
1999年、川崎市出身の大学生。明治大学文学部在学。趣味は歴史研究、読書、旅行。若者の政治参加推進を掲げて幅広く活動しながら、参議院議員の音喜多駿に憧れ、政治について勉強中。雑記ブログを2019年10月7日より毎日更新中。2020年10月、赤羽でBARをスタート。地元PRメディア「なかはらPR」を一人で運営。