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「情報公開」を掲げ、徹底的に発信を続けるブロガー議員の音喜多駿参議院議員(東京都選出)に対して、Twitterでは厳しい反応が寄せられています。
しかし、「情報公開」は政治家が大切にしなければならない事の一つです。
なぜ情報公開が必要なのか、今回は文書通信交通滞在費に関する事例を例に挙げ、徹底的に解説していきます。
政治家のKPIは情報公開じゃないだろ。どれだけ国民を豊かにしたか?安全保障を高めたか?人権を守ったか?そういう事じゃろ。維新のおかげで今年一年日本が豊かになったねーって言えるのか?
— いろいろ言ってみる。 (@21st_daydreamer) December 30, 2019
「なぜ政治家は情報公開しなければならないのか」
上記のツイートで音喜多さんを批判している方は、「政治家のKPI(重要業績評価指標)は情報公開じゃない」という事を訴えていますが、音喜多さんは徹底した情報公開によって政治への信頼を取り戻そうと活動している、情報公開の第一人者でもあります。
そもそも、なぜ情報公開が必要なのでしょうか。
それは、民主主義というものは市場主義の政治版であるからです。
誰でも政策を掲げて立候補できますが、その中から政治家を選ぶのは政治の素人である有権者です。
政治の供給者である政治家は、政治の消費者である有権者を騙すような事はあってはならず、その為には情報公開が不可欠なのです。
このツイートをされた方はそれを全く無視して、情報公開を軽視した発言をしています。
そしてこの方に限らず、ネット上や政治界隈には情報公開を軽視する声が多少なりとも聞こえます。
「セルフ領収書問題」から考える、情報公開の必要性
なぜ情報公開が必要なのか、「文書通信交通滞在費(以下文通費)」の件を例に考えてみます。

領収書をつける必要がないので、政治家達は印刷費や交通費以外にも、例えば飲み代やゴルフ代などの遊びにも簡単に使えてしまいます。
しかも税金で、誰にもバレずに。
そこで音喜多駿議員を始めとした、日本維新の会の議員は、文通費に領収書をつけるようにしています。
そうする事で不正利用していない、という事を証明しているのです。
しかし、毎月100万円をまるまる文書通信交通滞在にお金をかける事は、常識的に考えてあまりありません。
どうしても余る事があります。
そこで維新は、毎月余ったお金を自身の政治資金団体に寄付しています。
それによって、使ったお金については領収書をつけなければならなくなるので、不正利用していない事を証明できるのです。
しかし、これによって他党からは
「セルフ領収書!!」
「自分に領収書つけるってどういう事だ」
といった批判が相次ぎ、ネット上では叩かれています。
でも皆さん、よく考えてみて下さい。
維新は領収書を発行してる(=情報公開をしている)ので、
「文通費を何に使ったか」
「余ったお金は政治資金として何に使われたか」
がお金の使途がハッキリわかります。
納税者としては、税金の使い道が少しでもクリアになった方が安心できますよね。
しかし、他党の国会議員は領収書が無いので、毎月100万円もの費用を何に使っているか全くわかりません。
もしかしたら、普通に自分のポケットマネーとして利用している可能性もあります。
というか、領収書をつける必要無いなら実質「お小遣い」なので、ポケットマネーとして政治家個人のお買い物や娯楽に使われている可能性がかなり高いと言われても仕方ありません。
それにも関わらず、自分たちの事は棚に上げ、情報公開をきちんとしている人に対して批判をしてくるのです。
こういった事例からも、情報公開の重要性がわかります。
またそれと同時に、情報公開した内容を世間に周知させる事の必要性も感じます。
政治家は情報公開の徹底を
正直に情報公開している政治家が、揚げ足を取られて叩かれ、黙って国民に隠し続けている政治家はいかにも真面目な聖人君子を気取って偉そうにしている。
こんな世の中おかしいと思いませんか?
政治家は情報公開の徹底を。
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PROFILE

- ブロガー大学生/バーテンダー
- 1999年生まれ、川崎市出身の大学生。明治大学文学部在学。趣味は歴史研究、読書、旅行。若者の政治参加推進を掲げて幅広く活動しながら、参議院議員の音喜多駿に憧れて政治について勉強中。2019年10月7日よりブログ毎日更新中。2020年10月より赤羽でBARをスタート。