今回は、昨今話題になっている外国人技能実習生についてです。
困窮、やむなく窃盗…「レ・ミゼラブル」のような実習生https://t.co/E7rUbpXkKy
新型コロナの影響で職を失い、苦境に追い込まれているベトナム人技能実習生たち。どんな経緯で来日し、日本でどんな状況にあるのか。専門家に聞きました。 pic.twitter.com/5JrjGEhpGF
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) November 18, 2020
実務的な「技能」を学びに「技術大国」日本にやって来たのにも関わらず、奴隷のように酷使され満足な給料ももらえずに困窮する外国人技能実習生がいま問題になっています。
「8階建てのビルの現場で作業する時、日本人には墜落を防ぐための安全帯が与えられたが、技能実習生には用意されなかった。「安全帯を下さい」と頼んでも、社長は「自分で買えば」」
「死ね」「ベトナムに帰れ」 絶望、建設会社を解雇され:朝日新聞デジタル https://t.co/toEi3GVe6K— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) November 10, 2020
※安全帯ナシで2m以上の作業は出来ず、現場内に入るだけでも安全帯必要であるので、この記事の審議は疑わしいところではありますが・・・。
実際、現在においても閉鎖的な国の日本において、外国人、特に中国や韓国、東南アジア系の人たちが、差別とまではいかずとも、少し雑な扱いを受けてしまっているのは否めないと個人的には感じます。(西欧系の人にはそこまでではないですが、アジア系の人たちに対しては自分達の方が優れているという価値観を持った日本人も少なくないのかも・・・?もちろん僕はそんな価値観とは相いれませんが・・・。)
昨今はコンビニに行ってもチェーン店に行ってもどこも外国人がバイトとして働いていることが多いと思います。
そろそろ、日本もそういった環境にあわせて価値観をアップデートすべきです。
先日も、某チェーンの中華料理店に行った時に、良い年したおっさんが外国人(恐らくベトナム人?)の子をいびっているのを見て胸糞悪くなった記憶があります。
もしそういったおっさんのような方が、「日本大好き、日本が一番、日本万歳」的な価値観を持っているなら、いかに日本に来ている外国人に対して日本が良い国かという事をアピールすべきなのではないでしょうか。
ある意味での選民思想的な考えに基づいて外国人を馬鹿にしたり下に見たりするのではなく、日本をもっと好きになってもらえるように努力するべきです。
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実は、僕の父は某企業の社長としてベトナム人の実習生を雇用しています。
なので、そうした外国人留学生に関して、特にベトナム人の子たちに関して色々話を聞く事が多いです。
正直、うちは福利厚生はどこの企業よりも良いと思います。笑
仕事がら朝は早いし内容は大変ですが、健全な給与形態に加えて、学費の補助や家賃の補助など様々な点でサポートをしています。しかもかなりの額。
(相当昔で僕が結構調子乗っている時でしたが、そんな外国人実習生に補助する金があるなら僕のお小遣いにしてくれと頼んだことがあり、怒られたことを覚えています。笑)
そのようにサポートが手厚い上に様々な事が学べて帰れる為、仕事が大変でもベトナム人の人たちも仲良くみんなで頑張っているようです。
会社の飲み会にも昔ベトナム人の子と一緒に連れて行ってもらったのが懐かしいです。笑(もちろんその頃は子供だったのでお酒は飲んでないですが)
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僕の父の会社は結構まともだと思いますが、いまの技能実習生の実情は、正直かなり厳しい物だと思います。
だから犯罪に走ってしまう人も一定数出てきてしまうのです。
ただ制度を作って民間任せにするのではなく、こういった事業は政治がしっかりと実行フェーズまで制度設計をして共に進めるべきだと思います。
今のままでは、せっかく日本に来ても日本の事を嫌いになってしまう人ばかり増えてしまいますよね。
一刻も早くこういった制度は見直していくべきだと思います。
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PROFILE

- ブロガー大学生/バーテンダー
- 1999年生まれ、川崎市出身の大学生。明治大学文学部在学。趣味は歴史研究、読書、旅行。若者の政治参加推進を掲げて幅広く活動しながら、参議院議員の音喜多駿に憧れて政治について勉強中。2019年10月7日よりブログ毎日更新中。2020年10月より赤羽でBARをスタート。