情熱と判断力を用いて、堅い板にじわじわと穴をあけて行く仕事を出来る人がどれだけいるだろうか

「政治という仕事は、情熱と判断力の両方を使いながら、堅い板に力をこめて、じわじわと穴を開けていくような仕事である。」

マックス・ウェーバー『職業としての政治』

政治家や、それを志す人の多くが一度は読んだことがあるであろう、マックス・ウェーバーの『職業としての政治』。

僕の知り合いの政治家の家にもあったのを覚えています。

しかし、この『職業としての政治』に書いてあることを、いったいどれだけの政治家が体現出来ているのでしょうか。

今の日本の政治家には、そもそも情熱も判断力も欠けているのでは無いかと思います。

自己の保身や体裁、周囲にいる権力を持つ人間ばかりを気にかけるばかりで、本質的に何を変えて行きたいか、その為に何をしているのか、正直全くわかりません

「わからないのはお前が勉強不足で世間知らずだからだ」という人もいるかもしれませんが、政治に比較的関心のある僕にわからないのであれば、関心の無い他の多くの国民にはおそらく分からないでしょうから、政治に関心など持ってもらえるはずもありません。

以前、僕が全くの政治素人の先輩から言われたのは、「ロジカルに情緒的に語る事が、政治家には必要だ。」ということです。

本当にごもっともだと思いました。

「ロジカルに情緒的に」国民に対して語り続ける、そして一人でも多くの方に理解をしていただく。

そういったことが多くの政治家には欠けています。

大抵は、ロジカルに語りすぎて誰も理解できずついて来れないか、情緒的すぎて支離滅裂か、選挙のことしか考えずに自己保身しか考えられなくなっているかです。

ウェーバーの言う通り、政治とは「情熱と判断力の両方を使いながら、堅い板に力をこめて、じわじわと穴を開けていくような仕事」だと思います。

その情熱と判断力と根気強さと覚悟を兼ね備えた人物は、今の政界には殆どいないのではないかと思う今日この頃です。

これは政治家のみならず、社会人にも応用できる話であると思うので、僕自身も日々意識していきたいと思います。

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ABOUT US

TAIKI
1999年、川崎市出身の大学生。明治大学文学部在学。趣味は歴史研究、読書、旅行。若者の政治参加推進を掲げて幅広く活動しながら、参議院議員の音喜多駿に憧れ、政治について勉強中。雑記ブログを2019年10月7日より毎日更新中。2020年10月、赤羽でBARをスタート。都内での活動を経て、2021年より衆議院神奈川10区金村りゅうな事務所スタッフとして活動中。